2011年10月26日水曜日

おいでませ!山口大会(閉幕)

3日間の会期を終え、岐阜県勢はめざましい活躍を見せてくれました。

終わってみれば、個人競技で金32、銀18、銅14、合計64個のメダルを獲得し、6名の選手が8つの大会新記録を樹立。
団体競技では、初出場にしてバレーボール聴覚障害の部女子が優勝(団体競技の優勝は県勢初)、ソフトボール及びバレーボール知的障害の部女子がそれぞれ3位に入賞と、輝かしい記録を残してくれました。

岐阜では、連日新聞で選手の活躍が報じられ、多くの方おいでませ!山口大会(第11回全国障害者スポーツ大会)のことを知っていただくことができました。
そして、来年ぎふ清流大会(第12回全国障害者スポーツ大会)に向けて「岐阜」を大いにアピールできた大会でもありました。


振り返ってみると、この大会にはいろんな工夫がされ、また多くの方によって支えられていることを改めて感じました。

開・閉会式では、大型ビジョンに手話と字幕が映し出され、会場内には期間中「情報保障席」が設けられており、手話通訳と要約筆記で障がいに応じた情報伝達がされていました。



また、メインスタンド通路には、随所に張り出した部分「車いす席」が常設で設置されており、この大会のみならず、これ以降も、車いす利用者が使いやすい施設として利用されていくんでしょうね。



期間中、宿舎と会場との往復は計画バスによって移動するんですが、バスへの乗降が困難な車いす利用の方には、こうした福祉(リフト付き)車両が配車されてました。


大会の開催を通じて、こういう一つ一つが障がい者に対する理解の拡大に繋がっていくんですね(^o^)